2017年10月20日金曜日

イングランド2部で残留 Dartford編

前回は3部を戦って優勝した。

さて、2部に上がって、シーズンオフにスタジアム拡張案件が通った。今度は1375座席拡張されて、合計4125座席になる。ちっさ。イングランド2部は普通観客が一万は入るので、これは小さすぎる。そして、収入もほとんど増えないどころか、2部レベルの選手には3部とは比較にならない大金がかかるので、赤字が予想される。

しかも、2部で「よい選手」とされるのはCA120台から。ところが、いまいる選手は最大でもCA110台で、ツールを使って探してみてもCA120台の選手をフリーで獲得できない。移籍金は払えないので、ほかのクラブにいる選手はそもそも探していない。もっとも、若手獲得に昨シーズンからけっこう大金を投入しているのだが…

シーズンオフにミスをやってしまった。18歳以下の選手でPA140台の選手が2人いて、比較的安く獲得できるから、2人合計1Mポンド程度でとった。ところが、そのうちの1人は日本国籍しか持っていなくて、これもツールで無理やり作ったセルビアの提携クラブにEU国籍獲得のためにローンに出さないといけなかった。しかし、これではクラブ育成がつかないので、意味がない。まあ、日本人だからいいか…。もっとも、すでにトップチームに1人日本人(生成選手)はいるのだが。

さて、シーズンが始まると、緒戦2戦は負け、次は引き分け、その次は勝ち。そこから11戦勝ちなしで、当然の最下位。と言っても、毎回ボロクソに負けるのではなくて、シュート数は同じか上回っているのに負けることもけっこうある。見ていると、FWが決定機でシュートをありえない方向に外す。FWが原因で負けているのかもしれないが、そもそもみんなのシュートが枠内に入らない。

下のリーグに所属していたときは、勝つときはなんとか競り勝って勝つ、というのが多かった。ギリギリでも勝って連勝を積み上げる、そういう感じで今まで昇格してきた。ところが、いまのシーズンは競り勝てない。なんか負ける。シュートが枠に行かない。DFの評価点が低い。そんな感じでずっと勝てない。先制されると追いつけない。逆転どころか一点差を追いつくというのさえほとんどない。逆に、先制して追いつかれるのはある。

理由はわかっている。選手が弱いのである。CA120台がよい選手の2部にいて、全員CA110台の選手では厳しい。そして、CA100台の選手を先発で出さないといけないときはまず負ける。特にサイドの選手が弱いので、数人補強するが、やはり勝てない。そんな感じで、19試合終わっても最下位のままである。

これ、去年一緒に3部にいて6位でプレイオフで勝って昇格したシェフィールド・ウェンズディがなんと8位につけている。6位には去年リーグ1を2位でフィニッシュしたシェフィールド・ユナイテッドがいる。こういうのやめてほしい。去年1位でリーグ1を終えて堂々とこのリーグに昇格したうちらが特にうまくいっていない感じを与えるじゃんか。しかし、このシェフィールド勢なんなんだ。

ところで、さらに悪い事には、今年は予算いっぱいまで使っている。しかも、今年は予算いっぱい使うと赤字になる仕様らしく、いま1Mポンドの借金がある。国育成枠もあるので、むやみに選手を入れ替えるわけにもいかない。詰んだ、と言いたくなる展開だ。しかし、国産RPGじゃあるまいし、このゲームに詰みはない。罪もない。

八方塞がりだが、なにか手を打たないことには未来はない。というわけで、数人選手を売却することにした。勝率0%(その選手が出たときにチームが勝ったことがないという意味)の選手と、給料が一番高い選手を売却リストに入れる。そして、交渉を進め、1月に移籍決定にする。すると少しお金が浮いたので、そのお金でほかの選手を入れる。

イングランド2部は9ー12月までほぼ週2で試合がある。なので、ローテーションが組めるように2チーム分の選手を雇っておいた。しかし、こんなに勝てないのでは2チーム分いる意味がない。3月からは日程も少し楽になるので、控えは若手にまかすことにして、トップチームの層を1.5チーム分に減らすことにする。そして、選手を減らすことで使えるようになったお金で少しでもいい選手をまた雇う。これしかない。とくに、ほぼ半シーズン終わって4得点しかしてないFWはいらん。

戦術について言っておくと、デフォルトの戦術の設定を増やすことで勝てるようにはならない。戦術の細かい設定をいじることに意味があるのは、試合中である。特定の指示を出すと、選手はそれしかしなくなるので、その戦術がはまる相手には強いが、はまらない相手には逆に負ける。そういう設定をデフォルトで組み込んでおくのは意味が無いのだ。というわけで、いままでいじっていたわずかな戦術設定を全部クリアし、「オフサイドトラップを使う」だけをオンにした。

しかし、選手の自由度を増やすくらいなら効果あるかもしれないと思い、「流動性」をあげることにした。しかし、ポジションの「移動の自由度」はあげない。というのも、相手に合わせてポジション的な優位性が得られるように毎回フォーメーションを決めているので、ポジションだけは選手の自由にさせない方がいいと思うからだ。

使うフォメ3つのうち、一つはオーソドックスな4-2-3-1にしていて、そこそこ試合でも使っているのだが、これはDMCを置く、「深い4-2-3-1」だ。実はこのフォメ、かなり前のFMから使っているのだが、それほど勝率が高くない。試合を見ていても、攻撃時に前線は孤立してボールを奪われ、守備時にはDMCの位置が深すぎてプレスが間に合わない、そんな場面が多い。わかっているなら変えろということで、これを「浅い4-2-3-1」、つまりDMCの代わりにMC2枚置くタイプに変える。DMCの代わりにMCを置くことで、前線との距離が近くなるし、プレスも早くなる。いいことづくめのはずだ。


実際、AIはこちらのフォメを採用することが多い。これは真ん中を固める4-1-2-1-2に弱いの知っているのだが、相手はそのフォメを使ってこないし、相手がフォメを変えれば対応すればいいだけだ。というわけで、数FM振りにデフォルトのフォメを変えることにした。

12月になった。1月に移籍市場が開き、自由移籍もOKになるので、いまフリーの選手を一ヶ月間トライアルに呼ぶ。そして、売る選手は売っていく。フリーで獲得する目星をつけたのは、少し先を見据えてPAとプロ意識が高い選手だ。CAが同じくらいでも、PAが高い選手の方が成長するのでよいのだ。


というわけで、移籍期間に8人売って3人新しく取った。トップ選手は21人になった。移籍金で赤字も消えたし、給料総額も予算以下まで下がった。スッキリした気分。






トップチームのメンツ。若手のDM2人がいい具合に成長してきていて、もうスタメンで出せる。一番弱いのはDLのところ。まあしょうがない。

これでもう一回チャレンジ開始すると、すぐ結果が出た。



1月からの結果。首位のダービーにボコられた後、なんと5連勝。プレストン戦では若手FWのTisserandが見事な2ゴールを決め、続くイプスウィッチ戦でも同じく2ゴールを上げた。この試合の勝利によって、ついに降格圏を脱出。

プレストン戦の2ゴールはすでに記事にしたので、同じくらいすばらしかったイプスウィッチ戦のゴールシーンの動画をあげておく。

一旦勝てるようになると、もうとまらない。勝ちまくって5連勝した。試合を見ていると、やはり全然違う。シュートが枠に行く。タックルでボールを取れる。シュート数が同じでもこちらの方のチャンスメイクが上手く勝てる。連携ができていてうまくボールを回してシュートまでいける。負けているときとは全部正反対である。

FMプレイ体験としては久しぶりに降格ゾーンで戦っているが、優勝を争うのと同じくらい結構な充実感がある。ハラハラ・ドキドキの連続で飽きない。

で、最後の一戦を残すところまで進めた。勝ったり負けたりとはいえ、首位のリーズとの対戦で引き分けている。ついに、首位とも互角に渡り合えるところまで来た。長い道のりだった。


ところが、最終戦を残してまだ降格する危険がある。22位のミドルスブラが勝ち点47、うちDartfordが49。下位3チームが最終節でみんな勝って、うちが負ければ降格する。得失点差もあるので、うちは引き分け以上で残留が決まる。

最終戦の相手は、昇格組ながら9位につけるシェフィールド・ウェンズディだ。因縁か。

これまでの対戦成績。前のリーグに一緒にいたときから一回も勝ててない。こういうのフラグだよね。「南米でドイツはブラジルに勝ったことがないとか」。


フラグ通り勝った。前半先制したものの、オウンゴールで同点にされたが、後半追加点を奪って沈めた。得点は2点ともTisserand。この若手FWは後半からトップチームに昇格して、19試合出場(うち先発17試合)、11得点5アシストという成績。うちの救世主になった。


CA108でこのリーグでここまで活躍するには十分でないはずなのだが、なぜかゴラッソを何度も決めた。不思議だ。

チャンピオンシップでここまで苦労したのはFMで初めてだったかもしれない。もともと、チャンピオンシップはすぐ下のリーグと比べてレベルが高い。しかし、昔のFMではいい選手がフリーで簡単に獲得できたので問題なかった。いまのFMでは、選手がCA10ごとに細かくランク付けされていて、CA110台のクラブにはCA120台の選手は絶対に来ないようになった。なので、より育成が重要になっているといえる。

今回はここまで。次シーズンは昇格を狙う。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントの名前は、OpenID対応になっています。詳しくはこちら→https://support.google.com/blogger/answer/83064?hl=ja
匿名でも書込みできます

このブログについて

このブログは、 Football Manager という、サッカー馬鹿のための地味なシュミレーションゲームについてのブログです。あくまでも、現実のサッカーとは妄想レベルでしかつながっていませんので、ご注意ください。 Football Manager、略してFMは、サッカー経営...