3513年12月2日火曜日

このブログについて

このブログは、Football Managerという、サッカー馬鹿のための地味なシュミレーションゲームについてのブログです。あくまでも、現実のサッカーとは妄想レベルでしかつながっていませんので、ご注意ください。

Football Manager、略してFMは、サッカー経営&運営&戦術シュミレーションゲームです。あまりに全てをシミュレートしているので、「シュミレーションゲーム」というよりかは「シミュレーター」といった方がいいかもしれないソフトです。

このブログでは、相手のフォメや戦術に合わせて、最適なフォメや戦術をその都度採用することで、勝ちの確率を上げようとしています。

このブログの戦術のキモは、相手FWに対しDCを一枚余らせるということにあります。これは、FMだと選手が決められたフォメ通りのポジショニングしかしない故に、必要かつ有効な戦術です。

もし選手が、例えば、相手FW二人でこちらの最終ライン四枚、つまりこちらのDC二人の場合、味方のDMCが最後尾に加わってビルドアップに加わってくれるのなら、わざわざ相手フォメに合わせてこちらのフォメを変える必要はないわけですが、今後そういう要素がこのゲームに加わることはなさそうに思います。

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FM2013でのシェフィールドウェンズデイFCのプレイ記録一回目はこちら。二年目はここから。三年目はここから。四年目はここから。

基本戦術についての記事はこちら。フォーメーションについての記事はこちら

戦術決定版フォメについてはこちら、設定についてはこちら

ポジション別にGK、最終ライン、中盤前線についても書く予定。

能力値についてはこちら。これは必読。

2025年7月1日火曜日

アルヒラル強すぎ。ポタフォゴもすごい

 アルヒラルとシティの試合を見ていて、一瞬どっちがヨーロッパのチームなのかわからなかった。サウジのチームにはカンセロ、ミリンコビッチサビッチ、クリバリがいて、試合内容も拮抗していたので、本当にどっちがどっちだかわからなかった。パリとLAの試合にはメッシがいたけど、内容が一方的だったのでそんなに混乱しなかった。


メンツを見てもサウジの選手はほとんどいない。冷静になってほしい。アジアのクラブがヨーロッパのクラブに勝ったというのは簡単だが、中身はそうではない。

Jリーグや日本人選手が30年間でこれだけ成長したのは、ちょうどバブルがはじけて、以降は地道にやっていくしかなかったというあの状況がよかったと私は思う。もしお金があったら無駄に高い選手にお金を使うだけで、育成に地道に取り組むとかはできなかったと思う。サウジの今後がどうなるのか、生暖かく見守っていきたい。

パリに勝ったポタフォゴの試合もすごかった。

ボタフォゴは南米国籍の選手ばかりで、ヨーロッパ人はいない。それでこの強さ。ブラジル代表は次回のWカップに出られないかもしれないほど弱体化したとか言われているが、実はそれは毎度のことで、2002年の日韓大会予選でも同じように苦戦したけれど、蓋を開けてみれば優勝した。今回の勝利を見ても、サッカー王国の名は廃れてないと思う。

2025年6月30日月曜日

浦和RD2025年クラブワールドカップ敗退を受けて

 浦和は三敗でCWCを去ることになったが、収穫は大きかったと思う。まず、浦和の守備がぜんぜんダメということはなかったと思う。組織として変、みたいなところもなかった。大枠として正しいことをしているが、ディティールが及ばないという感じだった。正直、日本サッカーと世界の差が開いているとは思わない。ちゃんと縮まってきていると思う。

課題は選手自身が語っていることにあると思う。これは第三戦を受けての感想。

前半30分にロングシュートを決められた後「前から(守備に)いくのか、このまま耐えるのか、というとことで、少しギャップが生まれてしまったと思います。そこをコントロールしていたつもりでしたけど、最終ラインの前のスペースをうまく使われた。そこを試合中に修正できればよかった」と悔しがった。

 3試合で計9失点。この大会で感じた世界との差について、関根は「リーグの色が出たかな、とは思います。日本というリーグは、チームの構造を維持したまま戦って、全員で守って全員で攻める。ただそうじゃない、個が強い相手に対しては、日常のリーグの文化の差が出たと感じる。そこをどうやって埋めるのかは難しいなというのは正直なところですけど、この大会を経て、ひとりひとりが感じたものがある」と語り、今後の成長につなげることを誓っていた。

クラブW杯3連敗の浦和 キャプテン関根貴大が感じた世界との差「日常のリーグの文化の差が出た」

「日本というリーグは、チームの構造を維持したまま戦って、全員で守って全員で攻める。」ここだね。これ、小澤さんも指摘している。


でもこれ、浦和やJリーグだけの問題ではなくて、日本人選手に共通の問題だと思う。日本全体で、もっと頭を使って、柔軟に対応するという指導を進めていったほうがいいと思う。なぜかというと、サッカーとは数的優位を作り出せるほうが圧倒的に優勢になるゲームだから。

こういう話を聞くと、このブログのそもそもの趣旨がいかに正しかったか、ということが証明されたような気がする。手前味噌になるが、このブログは、数的優位を作り出すための相手に合わせたフォーメーションを研究するという趣旨で始めた。そのもくろみがいかにサッカーの本質をついていたか。

さて、浦和に話を戻すと、課題がここまでわかった、ということにこの大会の大きな意義がある。以前の日本サッカーの知識では、そもそもなぜ負けたのかわからない、なぜ負けたのかわからないから、当然分析もできない。ところがいまは、選手自身をはじめ、優秀なジャーナリストもいて、きちんと敗因を分析できている。これはすごいことだと思う。例えば、テストで30点だった場合、ほぼ何もわからなかったのだから、できたこともできなかったこともわからない。しかし70点や80点だった場合、できなかった部分というのがわかる。いまの日本サッカーはそういう段階にあると思う。

2025年6月15日日曜日

FCWC2025

 新しくなった四年に一回のFIFAクラブワールドカップが開催されている。なんとDAZNで全試合無料だ。

これ、前やっていたのとは別のフォーマットになっていて、なんと全世界から24クラブが出場して、まずは8グループに分かれてリーグ戦を行う。要するに、昔のWカップと同じ規模だ。しかし、賞金の規模はWカップより大きい。


すでにインテルマイアミ対エジプトのクラブ戦が終わっている。マイアミはメッシのいるクラブだね。ていうか、この大会、メッシが目玉になっているんだけど、もしメッシが出なかったらどうしてたんだろう。というのも、FIFAはこれにものすごいお金をかけているから。

浦和がインテルほか、モンテレイ、リーベルプレートと対戦するのも楽しみだ。この大会、今までだと毎回1試合か2試合しかできなかったので、日本のクラブがアジアで勝ってもあまり旨味がなかった。今回は最低でも3試合はある。

優勝候補はパリかレアルマドリーか、といったところだ。大穴でシティ。監督に注目すると、インザーギ弟が退任したインテルはギヴ、レアルマドリーはシャビアロンソ、バイヤンはコンパニがそれぞれ初披露となる。ちなみに、インザーギはアルヒラルの監督になっていて、これも出てくる。

というわけで、もう書くことがなくなってしまったんだけど、とにかくこれだけ大きな大会は珍しいので、楽しみだ。


2025年6月6日金曜日

かなり強くなった日本人選手たち 〰️日本サッカーのスタート地点〰️

W杯アジア最終予選日本対オーストラリアを見ていて、「なんと日本は強くなったんだ」と思った。もちろん、比較するのは2006年のあの試合である。


切り抜きなので、このときの日本の選手のプレイの質はそこまで詳しくわからないのだが、それでも、今と比べると雲泥の差があるのはわかる。

いまの日本はとにかくあたりが強くなっている。日本人はオージーにまず競り負けない。試合を通してほんとに日本人選手がちょっと当たりに行くと、オージーはいとも簡単にボールを失っていた。なんだか異様に見えたほどだ。正直、日本がここまで守備がよくなるとは、本当に昔は想像もできなかった。以前も書いたけれど、Jリーグでも守備のレベルが上っているので、これは日本人全体の守備のレベルが上がったということなのだろう。実際、海外の監督からも「日本は守備が強いので嫌がられているよ」ということを言われるらしい。

細かいことを言うと、当たりが強いことのほかに、ボールの落下予測なんかの精度もすごく上がっていた。上から落ちてくるとき、前から斜めに落ちてくるとき、そういうときの落下予測の精度がよくなっているので、ボールにちゃんとせりにいける。昔の日本人選手はそこんとこが本当に下手で見ているのがツラかった。あと、日本はファウルもいとわずに強引にボールを取りに行っていたので、そこもすごかった。2軍だったからこそ、ここまで守備の強度が高いということに改めて驚かされた。

まあでも、2006年と比べるともう19年も経っているのか。私がFM(当時は別の名前だったが)をプレイし始めてからももう19年だ。なんという年月。

負けたのはしょうがない。すごいのは、一点取られた後にもう一失点しなかったことだ。まぐれ当たりで取られてしまったという失点だった。そこんとこも2006年とは違う。「いや、コスタリカ戦でもポロッと失点してただろ」という意見には、はい、そうですね。と言うしかない。ぶっちゃっけ、FMやってればわかることだけど、ひたすら押しまくっている試合でポロッと負けることはよくある。

この機会に書いておくと、サッカーというのは、弱いほうが有利なスポーツだ。上手いほうが押し込んで押し込んで、弱いほうが守って守って、ワンチャンものにして勝ってしまう。そういうゲームなのである。FMやっていなくても、レアルマドリーの試合とか見ていると、毎試合嫌と言うほど試合を支配して圧倒しているのに、一点がなかなか取れない。そんな試合が多い。それでもマドリーが勝ってしまうのは、圧倒的に強いからである。リーグ1つ上っていうほど相手より強いから毎回それでも勝ててしまうのである。今季はバルサに全敗してたけども。

森保監督はどうやらそこんとこわかっていない人だと思う。今回も、HTに動かなかったのは「こっちが有利だからいいか」という思想だからだ。実際は、そういう試合ほど負けるのである。よく思い出してみてほしい。前回W杯で勝利したときはHTにビハインドだったときだけだ。HTに同点というときはなにもせずに必ず負けている。これは、サッカーというものの本質を理解していない人の采配だ。

FMをプレイしていると、クラブがまだ弱いときほどジャイアントキリングを起こして、意外と勝ちを拾える。逆に強くなると、意外と点が取れなくなくて、なんでもない相手にポロポロ負けてしまう。戦術的にも、弱いときは守ってロングボール走れみたいな戦術でいいのだが、強いときはビルドアップに中盤のつなぎに最後の崩しにとか、いろいろと戦術を練り込んでいかないとなかなか勝てない。強くなればなるほど、より高度な戦術と連携と細かい相手の弱点狙いが必要になる。弱いときにはそんなこと考えても仕方ないからワンチャンに掛けるだけ。

長い間、これは自分だけに起きる不思議な現象だと私は思っていた。しかし、実はそうではないことが最近わかってきた。強いチームほど勝つのが難しい、これはサッカーというスポーツに共通の現象だということが、強いチームを長年観察することでわかってきた。そして、そこがスタート地点だということもわかってきた。

2026年のW杯で日本代表はなんでもない試合でポロッと負けて敗退するだろう。それはサッカーという競技の必然であるが、無能な監督のせいでもある。そして、その無能さが国民に広く理解されたときこそ、日本サッカーの真のスタート地点となるだろう。次の段階に行くには、監督の育成こそ重要であるということが理解されてこそ、真のスタート地点に立てるのである。

2024年11月22日金曜日

2024年アジア最終予選中国ホーム戦

 いやーすごい動画を見てしまった。これだ。


中国戦で前半日本がうまくいっていなかった理由と、三点目の理由がものすごくわかりやすく解説されている。

中国は4-4-2ダイヤモンドの中央密集陣形をしいてきていて、これを崩すにはサイドチェンジの繰り返ししかない。前半はこれができなくて、後半はこれができた。対して日本は3-5-2、あるいは5-3-2の陣形で、サイドの戻りが弱いのと、プレスかディレイかの選択場面で必ずプレスに行ってしまい失敗してしまう、こういう弱点があったということ。

4-4-2ダイヤモンドはサイドの守りに弱点があるが、スライドすることでそこをカバーできる。あるいはむしろ的確なスライドによってサイドを狩り場にできてしまう。そういう解説だった。今まで4-4-2ダイヤモンド陣形をうまく使えた試しがなかったのは、そういうことを理解していなかったからだったのかと、目からウロコが落ちた。いやーフォーメーションの利点をこれほど完璧に解説できる人がいるなんて、ほんとうに脱帽だ。

もう長い間放置しているが、もともとこのブログはフォーメーションをうまく使いこなすための忘備録としてはじめたものだった。今でもフォーメーションに関しては人より思い入れがある。そんな私には、こういう動画解説は大好物なのである。しかし、この試合わかる人にはこんなにフォーメーションが大活躍した試合だったのに、そこんとこ触れている人は皆無だったな。レオザ含めて。

で、思うに、中国側はこのフォーメーションの利点をちゃんと理解して、ピッチも狭くしてきているし、選手も対応できている。ものすごく高度な、というわけでもないかもしれないが、戦術的によく練られている。監督が相当優秀なのだと思う。対して日本は監督が優秀かどうかはわからないが、選手は間違いなく相当優秀だった。

このGOATというYoutubeチャンネルは4年前から活動していて、日本代表戦は必ずピックアップしている。これからも注目していきたい。

2024年4月20日土曜日

2024年はサッカー大会祭り

4年に一度のサッカー祭りの年がやってきた。

2024年はワールドカップ以外の全てのナショナルチームの大会があると言っていい。もう終わった男子アジアカップに始まり、いまはU23男子アジアカップをやっている。6/15からはユーロ2024、7/24からは男子五輪、7/25からは女子五輪、8/31からはU20女子ワールドカップ、10/21からはU17女子ワールドカップがある。

★ユーロ2024はこんな感じ。※はプレーオフ勝者

【グループA】

ドイツ、スコットランド、ハンガリー、スイス

【グループB】

スペイン、クロアチア、イタリア、アルバニア

【グループC】

スロベニア、デンマーク、セルビア、イングランド

【グループD】

ポーランド※、オランダ、オーストリア、フランス

【グループE】

ベルギー、スロバキア、ルーマニア、ウクライナ※

【グループF】

トルコ、ジョージア※、ポルトガル、チェコ


またイタリア優勝かな? 普通に考えればフランスが強いだろうけど、そこまでモチベあるかどうか。


★男子五輪は

フランス(開催国)

アメリカ合衆国(2022年CONCACAF U20選手権)

ドミニカ共和国(2022年CONCACAF U20選手権)

スペイン(2023年UEFA U21選手権)

イスラエル(2023年UEFA U21選手権)

ウクライナ (2023年UEFA U21選手権)

モロッコ(2023年U23アフリカネイションズカップ)

エジプト(2023年U23アフリカネイションズカップ)

マリ(2023年U23アフリカネイションズカップ)

ニュージーランド(2023年OFCオリンピック予選トーナメント)

パラグアイ(2024年CONMEBOLプレオリンピック・トーナメント)

アルゼンチン(2024年CONMEBOLプレオリンピック・トーナメント)

未定(AFC U-23 アジアカップ予選)

未定(AFC U-23 アジアカップ予選)

未定(AFC U-23 アジアカップ予選)

未定(AFC/CAF 国際プレイオフ)

となっている。いまやってるアジアカップ次第で日本の出場が決まる。今回は日本がいつもやられているメキシコがいないので、いいところまでいけるかもしれない。


★女子五輪は

フランス(開催国)

アメリカ合衆国(CONCACAF Wチャンピオンシップ)

カナダ(CONCACAFプレイオフ)

ブラジル(コパ・アメリカ・フェメニーナ)

コロンビア(コパ・アメリカ・フェメニーナ)

ニュージーランド(OFC女子オリンピック予選トーナメント)

スペイン(UEFA女子ネーションズリーグ)

日本(AFC女子オリンピック予選トーナメント)

オーストラリア(AFC女子オリンピック予選トーナメント)

ドイツ(UEFA女子ネーションズリーグ・プレイオフ)

未定(CAF女子オリンピック予選トーナメント)

未定(CAF女子オリンピック予選トーナメント)


うーん、女子は出てくるのほんと定番の国ばかり。


★U20女子ワールドカップ

参加国(24枠中20カ国が決定済み)

予選通過国:オーストリア、カメルーン、カナダ、コロンビア(開催国)、コスタリカ、フィジー、フランス、ドイツ、ガーナ、メキシコ、モロッコ、オランダ、ニュージーランド、ナイジェリア、スペイン、アメリカ、日本、オーストラリア、北朝鮮、韓国


日本はアジアカップで準優勝して出場を確定させた。


★U17女子ワールドカップ

参加国(7/16確定)

予選通過国:ドミニカ共和国(開催国)、ブラジル、メキシコ、ニュージーランド、アメリカ、コロンビア、エクアドル


日本の出場は、2024/5/6(月・祝)~2024/5/19(日)にかけて行われるU-17女子アジアカップ2024結果次第で決まる。


個人的にU20とU17女子は楽しみだ。相手も含めて出てくる女の子がかわいい。

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