スキップしてメイン コンテンツに移動

レスターの戦い方は革命を起こすだろう

まずこれを見てほしい

no title

これは、ほかのヨーロッパ主要各国リーグのそれぞれの国内での相対スタッツと、レスターのプレミアでの相対スタッツを示したものだが、レスターだけ異様だ。

これも見てほしい。

no title

これは、過去のプレミアリーグ優勝チームのその時のスタッツと、レスターのスタッツ。これは相対じゃなくて具体的な数値がでてる。

注目してほしいのは、最後の二つの項目。パス成功率とボール保持率だ。これがレスターはやはり異様に低い。

レスターの戦術については、日経のこの記事が詳しい。

レスター初Vの原動力 キャラの立った攻撃トリオ

これを読むと、マフレズとヴァーディという違った特徴をもつ二人の攻撃によって攻撃が単調とならず、切れ味のいいカウンターが炸裂し続けた、とある。これはいい指摘だと思う。

実際、攻撃というものは、二つ有効な選択肢さえあれば、永遠に機能し続けるものなのだ。

しかし、レスターの攻撃についての説明だけでは、レスターのパス成功率とボール保持率が異様に低いことの説明にはなってない。

これ、英語の記事も探せばどこかで言われていることなんだろうけど、面倒なので探さない。

ただ、これ、FMやってると分かることだとは思う。

基本、チームが弱い時は、パス成功率とボール保持率は低くなる。でもそのことイコール試合に負けるということではない。前に出てくる相手なら、カウンター一発できれいに勝てるという試合をけっこうできる。

たとえば二部から一部に昇格した直後のチームとかで、ずーっと押し込まれている試合展開なのにカウンター一発で勝つ、みたいな試合をとくにビッグチーム相手によく起こす、ということがFMではよくある。

そういう試合というのは、きっと別に私が特別FMうまいからというわけではなく、誰もができることだと思う。チームの総合力が相手と比べて低い=試合に負けるわけではない、ということ。これはFMやってれば誰もが知っていることだと思う。

ただ、それで優勝するのは大変きつい。優勝ってのは40試合通してほかの19チームよりもいい成績をおさめないといけないということで、これは絶対に偶然では起こりえない。これは、シーズン通してFMをプレイしたことのある人なら、もう身にしみてわかっていることだと思う。

それだけに、FMプレイヤーはみな、今季のレスターの優勝がどれほど桁外れの偉業なのかということを、ほかのどんなサッカー好きよりもよくわかっていることだと思う。

おっと、話がずれた。要するに、パス成功率とボール保持率が低いチーム、つまり総合力が低いチームで安定した成績を残すのは至難の業だということを言いたかった。これ、きっとFMでは再現できない。

ただ、今回そういうチームでも優勝できるということをレスターが証明したので、これからそういう試合運びが下位チームを中心に一般化していくかもしれない。

なんせここんとこ、プレミアと言えど、下位のチームでさえバルサみたいなボール運びを目指しているチームが目立っている状態だった。そんなチームがすべてレスター路線に舵を切るということは十分ありえる。

いや、きっとレスターの戦術の影響はプレミアだけにとどまらない。世界中に、レスターの戦術にリアリズムを感じ、真似をするチームが増えていくと思う。日本も例外ではないはずだ。


レスターが優勝する前は、「ほんとに優勝するのかな」という期待と不安でいっぱいだったのだけれど、優勝した後は、「これからどうなるのだろう」という方向に思考が及ぶようになった。すると、この優勝の影響というのは、きっととんでもないことになっていく、そんな気がしてきた。

FMの世界も無縁ではないだろう。みなバルサを真似した戦術を作るのやめて、レスターの戦術を再現することに熱をあげるはずだ。すると、選ぶ選手も変わるし、選ぶ戦術も変わる。それはまた違うゲームを遊ぶようなものだろう。

レスターショックはリアルとゲームとの両方に、大きな影響を今後与えていくと思う。私たちFMプレイヤーは、その両方の変化をこれから目のあたりにすることができるはずだ。

コメント

このブログの人気の投稿

決定版 戦術について フォーメーション編

FMで取るべき戦術については、相手に合わせて選ぶ、というのが正解だ。今のFMでは3つまでトレーニングできるのだから、3つ違うフォメを作っておいて、相手に合わせて選択する。

もちろん、好きなフォメがあってそれでプレイしたいという人はそうすればいい。ここで紹介するのは単純にこうすれば最も勝率が高くなる方法だ。ちなみに、これはワタシの考えではなく、プレイ経験から絶対的に正しいものと言っていい。

さて、相手にどう合わせるか。

これについては、以前書いた記事をそのまま引用する。

---------------------------------------------------------------------
フォメを選ぶ際には、相手のDCの数DFの数ではない、セントラルDFの数のこと)、FW(前線の数のことではなく、中央のFWのこと)の数を見て、こちらのDCとFWの数を決めなければならない。

まずは、こちらのDCの数を、相手FWの数に合わせて決める。

相手FWが1ならこちらのDC2枚、FW2人ならDC3枚とする。より詳しく言うと、相手FW一人のときは、こちらはDC二人+FB二人を置く。相手FWが二人の場合は、こちらのDC三人にする。

(こんな具合に必ず一人DCを余らせる。赤が自チーム)

DCは相手FWに対して必ず一人余らせる、これがセオリーで、相手FWが一人の時も二人の時もそうなるように配置する。相手FWが一人のときは、DC三枚置いても無駄なので二人でいい。相手FWが二人のときは、DC三枚置かないときちんと守りきれない。それどころか、相手FWが二人でこちらのDCが二人だと、DC二人に常にプレスがかかる状態になるので、最終ラインでのパス回しを奪われてしまう。

相手FWが二枚のときはスリーバック、それ以外はDC二枚のフォーバックとおぼえておいていい。つまり、スリーバックは相手FW二枚という珍しいときのみ使えばよくて、あとはスタンダードなフォーバックでいい。

これでDC、さらにはDFの枚数は決まった。次はFWの枚数を決める。

こちらのFWの数は、相手DCの数に合わせて決める。相手DCが2枚ならこちらのFW2人、敵DC3枚に対しこちらのFW1人となるようにする。

(相手DCが三枚の場合、こちらのFWは一人にする)

つまり、相手がスリーバックのときはFWを1人だけにする。

FM2017ロイヤリティーオファー

今日、Sports Interactiveからこんなメールが来た。FM2017が11月の4日に発売になるらしい。


Steam loyalty offer to owners of previous Football Manager titles View this email in your browser We’re delighted to reveal that Football Manager 2017 will kick-off on Friday, Nov 4th.
All pre-purchases or pre-orders of FM17 from participating digital retailers come with early Beta access which should be available roughly two weeks prior to full release. Participating digital and boxed copies also come with a range of free downloadable content for Football Manager Touch, as well as three brand new challenges to play in "Challenge" mode.

A host of new and updated features will be revealed in the days leading up to the Beta release on our website and our social channels, so follow us now to be kept up-to-date. As a ‘thank-you’ to loyal fans of the series we’ve worked with our friends at Valve to offer a Steam-only* discount of 5% off for every Football Manager game owned on PC, Mac or Linux dating back to Football Manager…

決定版 戦術について 設定編

前回はフォーメーションについて書いたので、今回はチームや選手にできる設定について話したい。

結論から言うと、設定なんて必要ない。いい選手を揃えれば勝てる。

が、そうもいかない場合もある。前回の東アジア杯の日本代表見れば分かるように、選手ごとに極端にできることとできないことが偏っている場合、なんとか機能させるように細かい設定が必要になる。が、その細かい設定についてはあまりにバリエーションがあるのでここで書くようなことではない。

リアルサッカーのチーム戦術について言えば、これは大きく分けて3点ある。1.いつどこでボールを奪うのか、2.どうボールを回すか、3.守備の際のマッチアップをどうするか、この三点だ。3はフォーメーションの項目で話したので、ここで問題になるのは1と2だ。

が、FMはイギリス人が作っているゲームなので、最新のフットボール事情が反映されていない。つまり、1「いつどこでボールを奪うのか」の要素は再現できない。いつの部分、たとえば、ボールを失った5秒間は必死にプレスする、というようなドルトムント的な設定はできない。どこで、の部分も大雑把にしか設定できない。最終ラインのデフェンダーたちにはプレスさせない設定にしておかないと相手をフリーにしまくって失点するので、それだけは設定しないといけない。

より細かく言うと、最低DCには「プレス弱く」にして、DCのどちらかをストッパー、もう片方をカバー役にしておこう。DCの両方がディレイしかしないとボールを奪えないが、両方とも奪いに行くと相手の誰かをフリーにしてしまってやられる。理想はDCの一方がアタック行くとき、片方が敵をフリーにしないようカバーするという関係になるのだが、デフォルトの設定だとこれをしてくれないので、試行錯誤しないといけない。DMCやMCにはプレスさせまくっていい。

2「どうボールを回すか」の要素はある程度再現できる。GKからどうボールを回すのか、サイドから攻めるのか中央から攻めるのか。これもフォーメーションとの組み合わせで好きなようにすればいい。基本的なことはすでにフォーメーションの項目で書いた。

ただ、これも試合状況によって変えると結果がでることもある。中盤でこちらがボール回せない場合はダイレクトパスを多用し、サイドから攻めるのを増やし、さらにFWを攻撃的に設定すればいい。ポゼ率で勝っている場合は普通…