スペイン戦はすでに一度シミュレートしたが、本番を前にしてもう一度シミュレートしてみたい。前のはスペイン代表のメンツも違ったし、今回は二戦リアルと同じメンツで戦った疲労も組み込んでシミュレートしてみたい。今回は日本人選手の能力値が低すぎるものは少し上げておいた。
結果は0-1。スペインがチキタカをせずに、日本が支配するというリアルとはたぶん別の展開になったがそれでも負け。日本は最後のパスが通らず、シュートまで持っていけなかった。スペインはパス成功率や支配率で日本に負けながらも日本より多くチャンスを作った。地力の差がすごい。
しかしこのセーブでは、日本がドイツコスタリカに勝ち、スペインはドイツに負けていたので、なんと得失点差で日本が勝ち抜き。こんな世界線もあったのか。
次の相手はグループFを一位で突破したクロアチア。いいなあ。日本がちゃんとコスタリカに勝っていればモドリッチと試合できたのにな。
ではシミュレーションその2。今度はいかにも森保監督が選びそうな人選で戦ってみる。
すると、開始20分時点ですでに鎌田と伊東が疲労している。30分に伊東に替えて南野。
50分鎌田に替えて柴崎。守田に替えて谷口。70分相馬と冨安を投入。
日本はずっと押し込まれたままなので、たとえボールを奪ったとしても前線までボールを送れない。チャンスがあまりに少なかった。当然の負けだ。スペイン相手に押し込まれると何もできなくなる。3-6-1だと余計に押し込まれるかと思ったが、前半よりましだった。0-0もありえると思うかもしれないが、このスペインもポゼッションしない偽スペインだったからね。リアルではもっと負ける。
というわけでもう一回だけ。今度は奇策を使う。
NBOXだ。プレスは最大。ラインも最大。高い位置でボールを奪って早くゴールに向かう。
6分、Fトーレスからのクロスにアセンシオが合わせて0-1となる。うーん。スリーバックとは言え、アセンシオにマークがついてないのは意味不明だ。
それでは開始から3-6-1で行ってみよう。
CPUにスタメン選ばせるとなんと驚きのワントップ南野。リアルでは絶対ありそうにない。というか、南野をこんなに使わないのならなぜ呼んだのか。今まで南野中心のチームを作ってきたのはなぜなのか。スタメン選考の時点で間違いなのは確かだが、それ以前のアジア予選の人員選考のところから間違っていた。それが今回明らかになっていると思う。やはり監督は大事だ。
ところで、「スペインが日本にわざと負けるかも」という陰謀論が出回っているらしい。日本がスペインに勝てるとしたらこれだと思う。と言うか、これしかない。ということで、試しにスペイン全員サブでいってみようと思う。
私がスペイン監督でもここはサブを使うと思う。日本には引き分け以上でOKなんだから。三点取る必要があるのならベスメンでいくだろうけど、0-0でもいいのなら絶対サブを使いたい。これができるかどうかが最後優勝できるかどうかを左右するのだから、そういう計算をするはず。
あと1000回くらいシミュレートしてみたら、たぶん数回は勝てるような気がする。人によっては、「今のスペインなら10回やると2-3回は勝てるんじゃないか」みたいな意見もあるが、FM的にはもっと厳しい気がする。
というのも、実はもうすでに8回シミュレートしているからだ。2022年W杯を日本代表でシミュレートしてみたその3 対スペイン代表のエントリーでは一回やって1負け。
2022W杯シミュレートそのあと 日本準優勝編のエントリーでは三回やって2負け1わけ。
そして今回0-1、0-1、0-4、0-1、0-4と五回やってすべて負け。え?まだ八回しかやってないって?八回やって七負け一分けなんだからもう結果は出ていると思うが、あと二回だけやってみるか。
ハイプレスハイランの3-6-1で開始から行くが0-2で負け。なすすべもない。
4-2-3-1の中プレス中ラインで行く。やっぱりこれが現実的なのか。私はどうしても極端な戦術を採用する癖がある。
33分、三笘のドリブル突破から三笘自身がシュートしてゴール。初めて見たパターンだ。しかし38分相手FKから失点。90分にも失点。終盤耐えきれなくなって失点するパターンが多い。
1-2で負けた。しかし、10回シミュレートして日本が得点したのはこれが二回目。FM的には「今のスペインなら10回やると2回は得点できるが勝てることはない」が正解。0-1で負ける可能性が一番高い。
バルサバイエルン戦なんか見るとバルササッカーに勝つのは簡単に思えるが、実際にやるのは難しい。バイエルンの戦術のキモはゲーゲンプレスだが、日本がそれをやってもボールを取ったあとのパスが繋げないし、体力的にも無理。
たぶん日本スペイン戦のあとで、「日本はスペインのショートパスサッカー対策ができていなかった」みたいなことが言われるだろう。実際そのとおりで対策できないのは確かだ。対策自体はすでに存在していて実践されているのだが、日本代表はたぶんそれをできない。もしスペイン戦が第一戦だったら対策したのかもしれないが、今回はドイツ戦への対策で手一杯だった。
それでも、FM上でもドイツ戦よりスペイン戦のほうが難しいのは確かだ。もし日本が固く守る戦術をしてもいまのスペインはそれを崩せる。今回はスペインに勝たないといけない状況なので、余計に日本は難しい。戦術的に詰んでいる状態。頭の中でならいくらでも勝てるが、実際にやるのは選手だからね。
しかしまあ、強い相手にたまたま勝てるのもサッカーだし、勝てる相手にあっさり負けてしまうのもサッカーだし、何をどうしても絶対勝てない相手がいるのもサッカーだ。日本代表は今回サッカーのなんじゃそりゃあ3パターンをすべて体験できるわけだから、とても贅沢なW杯だと言える。いやあ、かつてない有意義なW杯だった。いや、嫌味じゃなくて本当に。
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