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ほんとにJの守備はダメなのか?

さきの二回の投稿で、日本の守備について書いた。さて、Jリーグの守備は本当にそこまでダメなのか、疑問に思われる方も多いと思う。守備がダメなのは下位のチームだけじゃないか、という意見もあるかもしれない。残念ながらハズレだ。


前回引用した守備がダメダメな神戸。ここはいまJで九位、つまり上半分に入っている。ここが九位でいられるってことは、あとは押して図るべきだ。この守備なら、毎試合4失点してもおかしくはない、つまり、降格圏内にいてもおかしくないが、上位にいるのだ。宇佐美も調子がいいと散々もてはやされているが、Jで毎試合ハットトリックくらいできないと世界では通用しないんじゃないだろうか。


この試合、鹿島が川崎に4失点しているが、どれも守備ができていれば防げたはずだ。まあ逆に言うと、この守備だと毎試合4失点はするだろうな、というレベルだ。とくにひどいのがクリアミスからの失点。

Jの試合ならどれもほぼ同じだ。守備がお寒い。何がダメなのか列挙してみた。

  • ボールホルダーへのチェックは前からではなく後ろから→間に合わないし意味ない
  • ボールホルダーへのチェックは無意味に二人で→結果、誰がアタックするのか曖昧で守備できず
  • なぜ後ろからのチェックになるかというと、ポジショニングの時点で相手の選手の後ろにいないから
  • パスを受けた選手に極端に差をつめて抜かれる→相手がパスを受けたその瞬間はタックルしないのがセオリー
  • ラインコントロールができていない→結果、なんちゃってゾーンディフェンスになっている
  • 最終ラインだけでなく、二列目のラインでもできてない→4-4で守れていない
  • 4-4のラインを作れている場合でも、ラインとラインの間を開け過ぎでバイタルがばがば→失点まったなし
  • ボールホルダーに誰がチェックに行くかが曖昧→抜かれても誰の責任なのか曖昧
  • 数的不利の場合、ボールホルダーにチェックにいくかフリーの選手のマークをするのか曖昧→結果どっちに対しても曖昧な守備になる
  • 守備とは、相手がボールを出す瞬間に足を伸ばして触れようとすることだと思っている
  • なぜそんな守備しかできないかというと、相手のパスコースを切れていないから
  • 守備のときに、パニックになってボールホルダーしか見れていない→結果どフリーの選手を作る
  • 要するに、ボールホルダーだけでなくほかの選手もマークしないといけない、ということがわかっていない
  • タックルがダメですぐ抜かれる
  • バックステップやサイドステップがヘタで、すぐふらつく
  • 無意味なスライディングタックルが多い
  • Jの選手は走りだすと急に止まれないらしく、ドリブルするボールホルダーに走って追いついてもシュート阻止する体勢が作れない
  • 同じくサイドで追いついてもクロスを阻止する体勢が作れない
  • ボールを奪われると後ろから追いかけるが、とくに相手の選手の誰かにチェックに行くでもなく、無駄に自陣に向かって走りまわる
もっとあるとあると思うけど、ぱっと指摘できるのはこれくらいかな。要するに、守備に関しては0から10まで何もできていない。もう一度言うが、「守備の文化がない」どころか、そもそも「守備がない」のである。

え、なにそれ、これほんとにプロのサッカー?と思ったあなたは正しい。これは草サッカーレベルである。じつはJリーグとは、足元の技術だけはやたらにある草サッカーのことなのだ。嘘だと思うならどの試合でもいいから、崩されて失点するときの守備を見てほしい。失笑どころか、ホラーである。マジで背筋が寒くなる。

Jリーグ発足の92年の段階でこの守備っつうのならまだわかるが、2014年の段階でまだこれなのだ。これはもう、恐怖以外のなにものでもない。


たとえば浦和の得点シーン集動画を見てほしい。これ、逆に見ると相手が失点するシーン集だからね。セットプレイからの失点を除けば、失点シーンはどれも全部上のどれかに当てはまると思う。


これは浦和の得点シーン。白の清水はペナエリア内に5人、浦和は3人。数字だけ見ると、これで失点はありえない。が、画像を見ると、なんと浦和はエリア内で二人がフリーになっている。案の定、この二人がからんで得点するわけだ。なにがまずいかって、これ結局は、清水の選手が相手選手をマークする気がないことにある。ボールホルダーばっかり見ていて、ほかの選手をマークに行かない。とくに中央で相手をフリーにさせている清水の七番本田拓也がひどい。ちなみにこの人代表歴がある。こんなの清水のファンが見たら発狂すると思う。いや、ファンでなくてもこんなの見せられた日にゃあ発狂するわ。


もう一つ決定的瞬間。これ、ゴール前で三人いながら、浦和の選手二人をフリーにさせている。これで失点しないほうがおかしい。なんという守備。いや、こんなもの守備と呼べないんだけど。こいつら、ゾーンっつっても、結局は人につくってことを理解していないし、守備っつたらボールがないところでも相手をケアするってことを理解していない。つまり、何もわかってない。

きちんと守備さえできていれば、サッカーというのはそうそう失点しないものである。一対一がきちんとできていれば、クロスもあげるの防げるし、シュートも阻止できる。組織がきちんとできていれば、パスコースをつぶせるし、ワンツーで一人抜かれてもほかの一人がチェックにいける。んが、Jの守備は、一対一も組織もできてない。繰り返しになるが、何もできていない。これでプロを名乗るというのは悪いジョークかなんかである。嘘だと思うのなら、ヨーロッパのどっかのユースチーム(ユースってのはまだプロじゃない選手がいるところ)とJのチームと対戦させてみるといい。負けるから。

ニコニコでサッカーを見ていると、よく「ニワカ」談義になる。サッカーをしたことがある人は玄人で、そうじゃないのはニワカってことらしい。しかし、J1でさえこのレベルなのだから、日本でサッカーをした経験があるというのは、ほんとに「サッカーの経験」と呼べるレベルのものなのか、疑問だ。


J1でさえ守備ができてない。このことに気づきさえすれば、J1で勝つには守備を作ればいいというのがわかるはずだ。守備さえきちんと作れば、J1で7連覇くらいはわけないことだと思う。しかし、そういうチームが現れないということは、Jリーグに関わる誰も守備の大切さというか、サッカーにおいて守備するとはどういうことなのかを知らないということなのだろう。誰か嘘だと言ってくれ。

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これについては、以前書いた記事をそのまま引用する。

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まずは、こちらのDCの数を、相手FWの数に合わせて決める。

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