2020年9月30日水曜日

無駄のないカウンター

 イングランドフットボールリーグ1ですごいプレイがあった。青がうち。


敵の赤の選手が前にボールを出そうとする。


敵の甘いパスをうちの青の選手がカット。カットすると同時に前の味方に渡す。


味方が敵からカットしたボールを受けたEvidge。後ろを向いたままだ。


Evidgeは前に向く回転の途中、横に向いた時点で前の味方にパス。


Evidgeからパスを受けるOger。ボールをもらうより前に体を前に向けている。また、すでに走り出している前の味方に視線がいっている。


Morrisにラストパスを出すOger。オフサイドはなし。


あとは敵のGKだけ。走り込むMorris。


一対一でも落ち着いて、GKの右を通り抜けるシュートを放つMorris。きれいなカウンターが決まった。

このプレイがすごいのは、敵から奪ったあと、たった味方3人でゴールまで行ったところ。ボールを奪った選手含めて、3人とも前にパスを出していて、無駄なパスがひとつもない。とくにEvidgeは後ろ向きでボールを受けて振り向きざま前にパスを出している。無駄のない高速カウンターの見本のようなプレイだった。

別のゲームの話だが、FIFAで1人プレイしているとこれ、後ろでボール回して奪われるシーンだと思う。そのへん、FMは前にボール出す意識が選手にあるのが素晴らしい。下位のリーグでもパスミスやトラップミス、動きのムダがほとんどないのがリアルではないけれど。下位のリーグの選手でもボールに視線を落とすことなくトラップできるのも不自然だ。下手な選手の動きが実装されていない感じ。

2020年9月12日土曜日

日本サッカーが一番熱かった日々(期間限定映像)

 今よりも、もっとずっと日本サッカー、というか日本代表のサッカーが熱かった日々がある。昔の思い出だから美化されているとかそういうのではなくて、リアルに熱かった。というか、加熱しすぎて暴動が起きたり殺害予告があったりした。今思えば、ほんと日本か、というぐらい異常な熱気と怒り、叫びに満ちた日々だった。

そんな日々の思い出の頂点に立つのがこの日、1997年11月16日ジョホールバル。この日、1998 FIFAワールドカップ・フランス大会アジア最終予選の第3代表決定戦に勝ち、日本代表がはじめてW杯出場を決めた。この日の記憶を5人の人物にインタビューしたのがこの動画。作ったのは当時日本代表ウルトラスのリーダだった人。


インタビューされているのは、延長Vゴールを決めた岡野雅行、日本に帰化した呂比須ワグナー、監督の岡田武史、名波浩、井原正巳、山口素弘の五人。

岡野さんの話が面白いのはすでに有名かもしれないが、じーんときたのは岡田監督の話だった。インタビューアの「ジョホールバルって岡田さんにとってなんだったんですか」との質問に対し、「この試合の前にこう思った。負けてもオレの実力不足ってことなんだから謝ればいい。全力でぶつかろうとふっきれた。それまでオレはそんなに強い人間じゃなかった。ジョホールバルでオレという人間が変わった」そんな話をしていた。こういう話、そんなに人から聞ける話じゃあない。ぜひ直接監督の声を聞いてみてほしい。

で、ドーハについての動画もある。同じ人の作成。


今回のインタビュー相手は、柱谷哲二、松永成立、長谷川健太、都並敏史、北澤豪。

こっちの方は、上のジョホールバルのとは全然印象が違う。それは、勝った予選と負けた予選についての当事者の記憶の違いだと思う。勝った時の記憶はいいものだし、そこが将来の分岐点になったという感じがインタビューから伝わってくるが、分けた時の記憶というのは、負けたという記憶しかない。この時の敗戦が日本サッカー史において出来事となっているのは、4年後のジョホールバルがあるからであって、もしそうでなかったらただの無様な敗戦に過ぎない。

柱谷は試合が終わったあと、2ヶ月くらい白いボールの夢を見たと話す。ショートコナーからのクロスが自分の目の前を横切っていく映像、それに試合後二ヶ月苦しめられたという話だ。今でも、10月28日が近づくと当時の記憶にさいなまれるという。さらに、とくに聞いてほしいのは最後の北澤のインタビューだ。事前の対韓国戦で大活躍していたにもかかわらず、当日試合に出してもらえなかった苦悩が語られる。「自分は出してもらえたら必ずあの試合で結果を出せた。それがオレの確立してきたプレイスタイルだった」。あのときからどんなに時がたっても、あの時の悔しさは当時のままだ。

こちらの動画も見てほしい。

当時の関係者が集まってドーハの映像を見る話。これ、当然だけど北澤さんは来てない。注目すべきはラモスが映像を全然見てないこと。これ、辛くて見られないんだと思う。自分のミスから失点したのを知ってるから。

これも見てほしい。

問題のミスパスのシーン。これは、当然ラモスだけが責められるべき問題ではなくて、当日こういう状況になったときどうするかが全然事前に話し合われてなかったというのが問題。監督も含めてお前ら何やっとんのじゃ。いや、思い出せば、当時見ていて、「なんで北澤をださんのじゃー」と思っていた感情が蘇ってきた。これ、悲劇でもなんでもなく、単純にオフトの采配ミス。ただそれだけ。あのとき武田を出してしまった監督の責任。あとほんの数十秒耐えることができていれば勝てたのに、それができなかった采配。そのことが、いまでも消えない北澤の思いを聞いてより明らかになった。数十年後に集まって美談にしてんじゃねーよクソが。あー30年ぶりに腹たってきた。

サッカーがわかるようになったあとでこの試合のことをもう一度詳しく知れば知るほど、覚悟のない人間の犯したしょうもないミスだったというのがよくわかる。思うに、監督というのは無能なものだと諦めて、それをフォローし管理する体制が必要だよなあ。代表でもクラブでも。

2020年9月11日金曜日

19-20シーズンのバイエルンの異常な強さ サッカーの2つの最適解について

 ちょっと前のことだが、19-20シーズンのCL決勝はすごい試合だった。PSGとバイエルンの試合は、W杯でも見たことのない異常なインテンシティとテンションとスピードに包まれた試合だった。19世紀以来、無数の近代サッカーの試合が行われてきたが、その中でも一番の試合だったかもしれない。

さて、その1つ前の試合で、バイエルンはバルセロナを大量得点で粉砕した。あれはバルサの時代の終わりを象徴する試合でもあり、バイエルンの異常な強さを見せつけた試合でもあった。これも決勝と同じく、時代を画する試合だったと言える。

さて、そんな無敵のバイエルンの強さについて、いろんな記事があったが、一番納得したのはこれだ。

現代サッカーの一大派閥「ラングニック流」。その戦術を徹底分析する

ライプティヒのSDであるラングニック、その名は海外サッカーに関心のある人なら一度は耳にした、でもいまいちどんな人なのかよくわからない、という人だが、その人が編み出しドイツに広まった戦術がバイエルンの戦術であった、ということ。

その戦術は要するに、見ての通りハイプレスかつ縦に早い動きでミスしても前に進むというだけ。運動量とスピードで殴るのが基本の戦術というものだ。この分析は確かに、実際に試合を見て感じた感触に完璧に合致する。というか、言われてみればそう云うしかないという戦術だった。

これにすごく納得できたのが、FIFAをプレイするときは、後ろでちんたらボール回さずにさっと前に出して、もしミスパスになっても強烈なプレスでボールを奪って前に行くという試合運びを自分が好むからだ。これは相当強引なやり方だと自分でも思っていたが、それでも勝てるし、失点も少ない。言われてみればこれはアンチバルサ・アンチフットボールかもしれないが、とくに技術も必要ないし、運動量、つまりスタミナさえあれば勝てる。自分は11人全員操作ではなく、一人だけ操作でプレイしているのだが、たった一人だけでも強烈なプレスと無理やり前に進むプレイで試合を作れてしまうのだから、全員でこれをやればそらあ無茶苦茶強い。つまり、それがバイエルンというわけだ。

考えてみてほしい。ボールを前に運ぶのに2種類の方法があるわけだ。正確なパスで前に運ぶのと、パスミスしてもプレスで奪って強引に前に運ぶ方法と。いや、以前はイギリス式のロングキックってのが一番の選択肢としてあったが、これが時代遅れになったおかげで、バルサ式しか正解はないと長い間多くの人が思いこんでいたのだった。しかし、無理やりプレスで前に進むのってのもこれまた現代的なやり方である。パスでもプレスでもどちらでも得られる結果は同じ。とすると、この違いがサッカースタイルの一番大きな違いであって、あとは、どこから攻めるか、どんなふうにボールを奪うか、だけがバリエーションとしてある。

つまり大雑把に言うと、サッカーには10-11シーズンのバルセロナと、19-20シーズンのバイエルン、この2つの最適解しかない。こう簡略化してサッカー全体を見てみると、すごくわかりやすくなる。たとえばファーガソンのときのユナイテッド、それも負けているときか分けのときの後半の試合運びは、確かに今のバイエルンっぽかった。とにかくプレスして前に前に全体で進んでいっていた。あれは細かい戦術よりも、気合で勝っていたのだと今まで思っていたが、実は理にかなった戦術だったのだ。

もちろん、ファギーユナイテッドと今のバイエルンが同じなどと言うつもりはない。今のバイエルンは守備がとてもうまい。これは以下の記事に詳しい。


バイエルンの攻撃に関してはこちらが詳しい。


さて、とすると、FMではバルサのチキタカの再現が難しいことがずっと欠点だと思っていたが、案外そんなことは些細なことなのかもしれない。それよりも、FMでのドイツ系の監督がそれほどラングニックっぽくない戦術で戦うのが今後はもっと気になるかもしれない。ただ、最近のFMでは自分でそれっぽい戦術は作れるようになっているはずなので、ドイツ系アスリートガチムチ戦術と、オランダスペイン系チキタカ戦術とをそれぞれ自分で再現してみるのも面白いかもしれない。当然前者はフィジカル重視のメンバー編成になるし、後者はテクニック重視のメンバー編成になる。そういう違いを意識してプレイしてみるのも楽しい気がする。

2020年9月5日土曜日

FIFA21がすごいらしい

今回はFIFA21がすごいらしいという話題。FMやってる人はPCで動かしているだろうから、コンシューマーが基本のFIFAとは層がかぶらないかもしれないが、まだやったことない人はぜひプレイしてみてほしい。自分でサッカーをプレイするゲームにはその独自の面白さがある。

わたしは、キャリアモードにストーリーがついた「The Journey」というモードをFIFA17から19までプレイして、かなり面白かった。で、Jouneyが終わったFIFA20からはフットサルモードが実装されていて、これもまた今までと違って面白いらしい。

がしかし、Amazonのレビューなんか見てみるとわかるけど、FIFAというゲームはプレイしているといろいろとイライラさせられることがあるのは確かだ。特に、ゲームの難易度を上げると、味方は弱くなってアホなプレイしかしなくなるのに、相手だけチートレベルで強くなる点とか。このせいで、やり込めばやり込むほど不満が溜まっていくのもまた確かである。私はいつもチーム全体じゃなくて一人だけプレーをするので、味方がアホすぎるのにはほんとにイラつく。

が、今度発売されるFIFA21はもうほとんど別のゲームといっていいほどいろんな変化が加えられているらしい。この動画がむちゃんこ詳しくそこのところ解説してくれている。というか、この動画だけですでに楽しい。


はい。これを見ると、EAがガチでプレイヤーの不満を解消するためにいろんな改良をゲームに加えようとしているのがわかる。これは日本のメーカーなどには見られない努力で、素晴らしいことだと思う。

というわけで、次のFIFAは絶対おもしろいに違いないのだが、同時に、今よりもっと操作が難しくなる予感はある。FIFA21にトライする前に、以前のバージョン(過去作)をプレイして少し練習してから21に臨むといいかもしれない。

ところで、FIFAじゃなくてウイイレやってるって人向けの動画もあったので貼っておく。


ちなみに私は、スーパーフォーメーションサッカーとかキャプテン翼を除けばFIFAしかやったことないので、この件に関しては質問しないでほしい。

2020年9月4日金曜日

FM2018 海外にいる日本人のリスト

 FM2018で製品版に登録されている海外にいる日本人のリストを公開する。ちょっとデータが古いが、古いのは古いので価値がある。


まず、50の国から113リーグ、データ最大を選んでゲームを開始。FMGenieScoutで選手を抽出したのがこれ。クリックするとサイドバーを消して表示できます。


国別でソートしている。オーストラリアに大量の日本人がいる。あとこれ、二重国籍者も結構はいっているので注意。FMの世界では二重国籍は禁止されていないのは周知の通り。中国リーグも稼働しているが、中国にいる日本人は0。


2018年2月頭時点のデータなので、ブンデスリーガにまだ日本代表クラスが数人いるが、ドイツの下部リーグにもけっこう日本人がいる。ポルトガルには日系ブラジル人が数人所属していて面白い。シンガポールはほとんどがアルビレックス所属だね。


韓国には純日本人が3人。邦本はタバコで国外追放になった選手やね。Wadaは和田倫季
。Satoはいまロシアにいるらしい佐藤穣。スロベキアみたいなマイナーな国にも日本人プレイヤーがいる。

リストには日本にいる日本人も入ってしまっているが、それを除けば193人だ。思ったより日本人が海外でプレイしているのが確認できたと思う。

言っておくけれど、これはまず確実に実在する選手たちと言っていい。日本での経歴がほぼ0で、日本で全く知られていない選手もいるはずなので、詳しい人でも知らない選手ばかりだろうが、みな実在するはずだ。

たとえば、スウェーデンのLunds SKにいたYuta Nomuraだが、ググると本人のツイッターアカウントが発見できた。これ。データが古いのでクラブのHPからは実在を確認できなくなっている。

とはいえ、これが海外でプレイする全日本人のリストではない。当たり前だが、ゲームにデータがない国や下部リーグの選手は入ってない。

また、最新のFMでこの企画をやってみようと思う。

2020年9月3日木曜日

FM2020がXbox Game Pass(PC)に入ってるって知ってる?

ついに2020年から日本でも始まったXbox Game Passに、FM2020が含まれているのを知っているだろうか? えーと、先に言っておくと、これはXBOX持ってなくてPCだけでも加入だける。PC専用のプランがあるのだ。つまり、このゲームパスには、XBOX用とPC用、どちらでも使えるパスの3つの種類のパスがある。

  • Xbox Game Pass (Xbox向け) 月850円
  • Xbox Game Pass for PCベータ 月450円
  • Xbox Game Pass Ultimate (上2つとXbox Live Gold入り) 月1100円

PCしか持ってない人は450円のを選択するとよい。XBOXも持っている人はオンライン対戦もできるようになる一番下のを契約するのがお得。というのも、月額430円でUltimateを3年間分契約できる方法があるからだ。次のリンク先を読んでほしい

Xbox Game Pass全部入りを半額以下で契約する方法。年間約8000円オフ、チャンスは加入前の一度きり

とにかく、FM2020はPCのゲームなので、Xbox Game PassのPC版かどっちも版にサブスクすれば、最新のFMを遊べるわけだ。ちなみに、FM2021がこれで遊べるかは不明。遊べるにしても、いつから遊べるのかは不明。そこんとこ理解しておいてほしい。

大事なことなのでもう一度言うけれど、これはPCだけでも加入できる。今はPCでXBOXのゲームが遊べるようになっているのだ。すごいことなのだけど、日本では認知度がほぼ0である。

遊べるゲームのリストはこちら。ページ下にあるメニューから200作品を表示するをクリックすると全作品一度に見られる。PCゲームは本体のスペックに左右されるので一概におすすめはできないが、新作のMicrosoft Flight SimulatorのStandard版も入っている。これだけで一生遊べるやつ。ほかには、FIFAなんかと同じくEスポーツ作品でもあるAOE2DEとか、The Gardens Betweenとか、遊べるゲームが結構はいっている。

ほかにも、ForzaHorizon4とか、DIRT4とかのドライビングゲームがある。コンソールの場合、どうしても容量が問題になるので、全部のゲームを遊びまくるわけにはいかないが、それでもこれだけあると無限に時間が潰せるのは間違いない。

で、注意点だけど、これはMicrosoft独自サービスなので、PC版はSteamではなく、新しいソフトをインストールする必要がある。これだ。もちろんSteamとは互換性はない。あとMicrosoftのアカウントが必要。マッキントッシュ版とかLinux版があるかは不明。きっとない。

https://www.xbox.com/ja-JP/xbox-game-pass/pc-games

とにかく、半額割引のやつを使って年間約8000円なので、もしこれで毎年FMの新作が遊べるなら、解約せずにずーっと使うのもアリだと思う。ついでに、もうすぐ出るXBOXの新しいハードXbox Series Xも買ってしまうとよい。DieHardなApple派でMicrosoftアレルギーある人には無理におすすめしないけど。


XBOX買う人ってのはPSと比べてみて箱を選んだ人がほとんどだと思う。実はXBOXとPSとの最大の違いは、性能の違いではなくて、独占ソフトの違いだ。あとはコントローラーと機能の違い。

私はSteamのゲームでxboxのコントローラーを使うことがあったので前から馴染みがあったのと、XBOXONESにブルーレイが4Kで再生できる機能があったので箱を選んだって感じ。買ってみるとブルーレイはほとんど再生しないけれど、ForzaHorizonがプレイできるのでXBOXで正解だったと思う。Forzaシリーズは開発がMicrosoftなのでXBOX独占タイトルなのだ。Xbox Series Xが出たあと2年間はXbox Series Xでしかプレイできないタイトルは出さないみたいなので、急いで買い換える必要もない。

今、XBOXのゲームはほぼすべてPCでもできるが、私はあまりPCをゲームに使いたくないので専用機があっても問題ない。というか、PCもそのうちスペックが古くなるので更新しないといけないのだが、ゲームで使っているとその頻度が高くなってしまう。それなら同じ性能のを安価で手に入れられる専用機を買ってしまうのも手だと思う。

私は、これからもコンシューマー機はなくならないと思う。逆にコンシューマー機にエクセルとか入れることができれば、学生なんかはこれ一台でPCがいらないようになるかもしれない。WINDOWS機は設定とか自分でいじるの面倒だが、XBOXをマッキントッシュみたいな感じにしちゃえば案外いい感じになるかもしれない。まあそれが実現するかは別として、私はMicrosoftのXBOXはずーっと地味なまま案外結構しぶとく生き残るような気がする。

2020年9月2日水曜日

DAZNを月980円(税抜)で契約できるドコモがお得 9月末まで!

今回はDAZN契約するならドコモがお得という話。

Jリーグや海外サッカーが見られるDAZNは月額1,750 円(税抜) 、年間で21,000円(税抜)。

Jリーグや各クラブで独自の年間パスを売っていて、これには特典もあるが、今は売っていなくて10月まで待たないといけない。しかし、今年のサッカーのシーズン開幕は9月、もうすぐ久保選手のラ・リーガが始まってしまう!

ところがDAZNはドコモ契約者だと月に980円(税抜)、つまり770円(税抜)引きで契約することができる。

【公式】DAZNを楽しむのにドコモの方はお得:Jリーグ.jp

ドコモの従量制ギガライトだと月に2980円(税抜)からなので、携帯を770円(税抜)引き、2270円(税抜)で契約ができると考えても良い。あら、思ったよりお得でない。1GBで2270円(税抜)なら、格安携帯の方が安いな。

とにかく、この割引は今月末、2020年9月末までで終了する。が、9月末までにドコモ経由でDAZN契約をすると、以降も980円(税抜)のまま利用できるらしい。

ドコモDAZN料金 10月以降加入、月980円から1750円に

現在DAZN for docomoを契約中である、または9月30日までに契約した場合は10月以降も月額980円のまま利用できる。

引用終わり。

DAZNの月額料金・支払・退会方法は? | ダゾーン・ドコモ ...

なお、DAZNは六ヶ月間まで休会ができるので、ちょっと忙しくて見られないときとか、シーズンオフには休会ができる。便利。あ、アカウント100個作って一ヶ月無料でずっと見続けるってのはやめよう。バレると犯罪だよ。

DAZNを使うなら必見!知っておきたい9つのポイント|ダゾーンへの疑問を徹底解説

DAZNの基本情報は上のリンク先に詳しい。

さて、DAZNは、それまでJリーグを放映していたスカパー!の4倍のフィー(年間200億)をリーグに払って2017年のシーズンからの放映権を取ったというので話題になった。スカパー!の中の人によれば、200億をペイするためには、最低100万人以上の契約数が必要であり、スカパー!は20万人程度だったとのこと。そして、いまDAZNの契約人数は順調に伸びており、100万人は突破しているとのこと。ソースはこれ

かつてJリーグは、2015・16年にスカパー!によって2シーズン制を強制された。これに関して運営側に対しかなり批判が巻き起こったのを覚えている。このスカパー!からの介入を我々ファン(まあ私はそれほどファンでもないが)は心底嫌に思ったし、Jリーグ中継が今どき誰も新しく導入しないであろうパラボナアンテナ放送ふぜいにほぼ独占されていたことも不満に思っていた。

そこで、DAZNが登場して、2017年からはさっそく2シーズン制をやめたし、リーグというかクラブにお金が大量に流れるようになった。そのお金で海外から選手を取れるようになって、2018年にはイニエスタが来て、海外サッカーファンもJを見るようになった。そこんところ、以下のリンク先に詳しい。

【インタビュー】Jリーグ中継はどうして良くなったの? DAZN責任者に聞いてみた

こんな変化を2015年時点で誰が予想していただろうか? いやはや、DAZN様様である。

2020年9月1日火曜日

イングランドセミプロ選手の年俸

 イングランドは5部以下がセミプロのリーグだ。セミプロだからパートタイム契約となっているのだが、じつは年俸はそこそこもらっていたりする。


たとえばこれは、イングランド5部の順位予想11位、つまり5部の中位のクラブの選手のリスト。年俸を見てみると、だいたい20,000ポンドになっているのがおわかりただけるだろうか。p/aは「年間で」という意味。

1ポンドが今はだいたい140円なので、2万ポンドは280万円くらい。3万ポンドだと420万円。パートにしてはけっこういい額ではないだろうか?

5部には4部のプロリーグから落ちてきた選手もいるが、そういう元プロ選手には年俸10万ポンド、つまり1400万円もらっているのも普通にいる。ヨーロッパは税金が高いので、35パーくらい税金に取られるのだが、それでも手取り910万円になる。

ちなみに、スコットランドは3部までプロだが、給料は低く、3部のプロでも年俸1万ポンドとかだったりする。うーん。


これはイングランド6部に就職したばっかりの監督。年俸3万ポンドだ。パートタイムになっているけど、日中は日本語講師でもやってるんだろうか?

そうそう、思い出したけれど、以前、フランスの4部とか5部のアマチュアでやっている日本人の選手と知り合いだったことがあった。彼が言うにはクラブから給料は出ないけれど家賃は負担してくるって感じだった。

あ、別のエントリーで海外にいる日本人のリストを公開することにしよう。

というわけで、以前、イングランド四部とJ2は同じレベルか?というエントリーでも書いたように、イングランドプロリーグで一番下の4部の選手の年俸は、だいたいJ2と同じくらいだ。

ちなみに、十両の年俸は1320万円、日本のプロ野球なら1億円だとよい部類。

なお、これはコロナ以前の話。コロナ以降は4部までプロっていうのは無理になるかもしれない。

このブログについて

このブログは、 Football Manager という、サッカー馬鹿のための地味なシュミレーションゲームについてのブログです。あくまでも、現実のサッカーとは妄想レベルでしかつながっていませんので、ご注意ください。 Football Manager、略してFMは、サッカー経営...