サッカーというのは点を取らないと勝てないゲームなので、FWに求められるのは点をとることである。これがまず第一。サッカーの監督というのはFWが点を取れば解任されないが、点を取らなければ解任される。監督にとってFW以上に大切な選手はいないし、運命共同体の相手である。それほど、FWには点をとることが求められる。よく日本人選手が「欧州では点をとることが求められるし評価される」というけれど、そうでない日本が異常なだけ。FMでもFWの調子が悪くて解任された経験がある人がいるはず。
次にFWに求められるのは、ボールキープ力やラストパスを出せるかどうか、という能力になる。FWにはおおまかに言って二種類いて、点を取ることしかできないタイプと、それに加えてボールキープとかもできるタイプ、この2つである。Jには守備しかできないタイプのFWとかもいたが、これは例外。
ツートップの場合は、片方が純粋なストライカータイプ、片方はオールラウンダータイプにしてもいいが、ワントップの場合はオールラウンダータイプでないと詰む。2014/15のドルトムントでインモービレをワントップにしてチーム崩壊したのは、彼が純粋なSTタイプなのにボールキープを求められていたからである。
(FM2015でのインモービレの能力。チームワークやパスが低く視野が狭い。判断力も10とクソ。もたもたしてる間にボール取られるタイプ。隠し能力値はもっと低くてもいい)
同じように、2014/15のプレミアでゴール量産したオースティンをどのチームも引き抜かなかったのは、彼が純粋なSTタイプと見られているからだ。
(視野が10。ほかはそこそこなので使えるかもれしないのだが…)
さらに言えば、柿谷がバーゼルでベンチにすら座れないことが多いのは、やはり彼が純粋なSTタイプと見られているからだ。
(視野もあるしパスもうまいけど、運動量とチームワークがいまいちかな…)
もっともっと言えば、バロテッリがどのトップクラブでも大して活躍できなったのは、彼が純粋なSTタイプで、なおかつチームワークをせず運動量も少なかったからだ。FWのフィジカルというのはとても大切だが、それだけでは意味が無いということのよい例だ。
(バロの能力値。運動量とチームワークが死んでるw。でもこれでも能力値高すぎて、FM内では得点王とっちゃうんだよなあ・・・)
このように、現代サッカーではワントップのFWに求められる役割が増えている。はやりの「0トップ」とか言うのも、FWが中盤にまで降りてきてボール回しやキープに参加するというものだ。FWのキープ力とドリブル力、そしてパス力が以前よりはるかに要求されるようになっている。これはFMでも、ワントップで戦う場合に実感できると思う。
(0トップもできるテベスの能力値。ドリブル・パス・ロングシュート・運動量などの能力が高いので中盤でも使える)
FWが一人で前線でボールを持っても、ゴールまで遠い時は、仲間が上がるまでボールキープしてパスをだすか、ドリブルで突破するしかない。ただシュートがうまいってだけではワントップは務まらないわけだ。もちろん、チームが圧倒的に強い場合はつねにゴール前まで押し込めれるので、純粋なSTタイプをワントップにしていても問題ない。
(レヴァの能力値。キープできてパスも出せる。世界最高のFWの一人)
これ、日本代表とかでも典型的な問題としてあるよね。アジア相手だと純粋なSTタイプをワントップにおいていても問題ないが、南米や欧州の強豪と当たる場合はオールラウンダータイプを置かないとキツイわけだ。とはいえ、FWではなく、AMCの本田にボールキープの役割を当てて、FWは裏抜けタイプでもいい(2010南アフリカの場合)。純粋なSTしかFWにいない場合は、こうするしかない。AMCもボールキープできない場合は放り込みかサイドアタックしかない。
オールラウンダーのFWの例。トッティ
(37歳でこの能力。チームワーク・パスが高く、視野が20。)
FMではFWのプレイスタイルも重要だ。フィニッシュや動きに関するいいプレイスタイルを持っていると得点が増える。FM内で岡崎さんがブンデスで19得点とったときのデータを見てみよう(FM2015とはデータは違う)。
この画像はここからもらった。このデータの場合、「ダイレクトシュートをうつ」「スペースに飛び込む」「力強いシュートをうつ」あたりがいいのだと思う。とくにシュート能力と強靭さがある場合「強いシュートをうつ」は役にたつ。強いシュートを撃って枠に飛べばキーパーがキャッチできずにはじくので、ほかの誰かがつめていれば得点できる。それに、ミドルもこれがあるとキーパーが反応できない速度でボールが飛ぶのでよく決まる。
あとは、シュートがうまい選手には「カットインサイド」を覚えさせておくのがいい。これがあると、サイドでボールをもったときに切り込んでシュートしてくれる。
「ワンツー」もいい。これがあれば二人で崩せる。
ほかのプレイスタイルは一長一短だ。「プレイスショット」なんかは長の部分が大きいが、狙いすぎて止めらやすくなるということもある。選手によって吉と出るか凶と出るかがわかれるので、経験上確信できるときだけつけさせるのがいい。これは、ここであげていないフィニッシュに関するほかのすべてのプレイスタイルに当てはまる。
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