3513年12月2日火曜日

このブログについて

このブログは、Football Managerという、サッカー馬鹿のための地味なシュミレーションゲームについてのブログです。あくまでも、現実のサッカーとは妄想レベルでしかつながっていませんので、ご注意ください。

Football Manager、略してFMは、サッカー経営&運営&戦術シュミレーションゲームです。あまりに全てをシミュレートしているので、「シュミレーションゲーム」というよりかは「シミュレーター」といった方がいいかもしれないソフトです。

このブログでは、相手のフォメや戦術に合わせて、最適なフォメや戦術をその都度採用することで、勝ちの確率を上げようとしています。

このブログの戦術のキモは、相手FWに対しDCを一枚余らせるということにあります。これは、FMだと選手が決められたフォメ通りのポジショニングしかしない故に、必要かつ有効な戦術です。

もし選手が、例えば、相手FW二人でこちらの最終ライン四枚、つまりこちらのDC二人の場合、味方のDMCが最後尾に加わってビルドアップに加わってくれるのなら、わざわざ相手フォメに合わせてこちらのフォメを変える必要はないわけですが、今後そういう要素がこのゲームに加わることはなさそうに思います。

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FM2013でのシェフィールドウェンズデイFCのプレイ記録一回目はこちら。二年目はここから。三年目はここから。四年目はここから。

基本戦術についての記事はこちら。フォーメーションについての記事はこちら

戦術決定版フォメについてはこちら、設定についてはこちら

ポジション別にGK、最終ライン、中盤前線についても書く予定。

能力値についてはこちら。これは必読。

2025年6月15日日曜日

FCWC2025

 新しくなった四年に一回のFIFAクラブワールドカップが開催されている。なんとDAZNで全試合無料だ。

これ、前やっていたのとは別のフォーマットになっていて、なんと全世界から24クラブが出場して、まずは8グループに分かれてリーグ戦を行う。要するに、昔のWカップと同じ規模だ。しかし、賞金の規模はWカップより大きい。


すでにインテルマイアミ対エジプトのクラブ戦が終わっている。マイアミはメッシのいるクラブだね。ていうか、この大会、メッシが目玉になっているんだけど、もしメッシが出なかったらどうしてたんだろう。というのも、FIFAはこれにものすごいお金をかけているから。

浦和がインテルほか、モンテレイ、リーベルプレートと対戦するのも楽しみだ。この大会、今までだと毎回1試合か2試合しかできなかったので、日本のクラブがアジアで勝ってもあまり旨味がなかった。今回は最低でも3試合はある。

優勝候補はパリかレアルマドリーか、といったところだ。大穴でシティ。監督に注目すると、インザーギ弟が退任したインテルはギヴ、レアルマドリーはシャビアロンソ、バイヤンはコンパニがそれぞれ初披露となる。ちなみに、インザーギはアルヒラルの監督になっていて、これも出てくる。

というわけで、もう書くことがなくなってしまったんだけど、とにかくこれだけ大きな大会は珍しいので、楽しみだ。


2025年6月6日金曜日

かなり強くなった日本人選手たち 〰️日本サッカーのスタート地点〰️

W杯アジア最終予選日本対オーストラリアを見ていて、「なんと日本は強くなったんだ」と思った。もちろん、比較するのは2006年のあの試合である。


切り抜きなので、このときの日本の選手のプレイの質はそこまで詳しくわからないのだが、それでも、今と比べると雲泥の差があるのはわかる。

いまの日本はとにかくあたりが強くなっている。日本人はオージーにまず競り負けない。試合を通してほんとに日本人選手がちょっと当たりに行くと、オージーはいとも簡単にボールを失っていた。なんだか異様に見えたほどだ。正直、日本がここまで守備がよくなるとは、本当に昔は想像もできなかった。以前も書いたけれど、Jリーグでも守備のレベルが上っているので、これは日本人全体の守備のレベルが上がったということなのだろう。実際、海外の監督からも「日本は守備が強いので嫌がられているよ」ということを言われるらしい。

細かいことを言うと、当たりが強いことのほかに、ボールの落下予測なんかの精度もすごく上がっていた。上から落ちてくるとき、前から斜めに落ちてくるとき、そういうときの落下予測の精度がよくなっているので、ボールにちゃんとせりにいける。昔の日本人選手はそこんとこが本当に下手で見ているのがツラかった。あと、日本はファウルもいとわずに強引にボールを取りに行っていたので、そこもすごかった。2軍だったからこそ、ここまで守備の強度が高いということに改めて驚かされた。

まあでも、2006年と比べるともう19年も経っているのか。私がFM(当時は別の名前だったが)をプレイし始めてからももう19年だ。なんという年月。

負けたのはしょうがない。すごいのは、一点取られた後にもう一失点しなかったことだ。まぐれ当たりで取られてしまったという失点だった。そこんとこも2006年とは違う。「いや、コスタリカ戦でもポロッと失点してただろ」という意見には、はい、そうですね。と言うしかない。ぶっちゃっけ、FMやってればわかることだけど、ひたすら押しまくっている試合でポロッと負けることはよくある。

この機会に書いておくと、サッカーというのは、弱いほうが有利なスポーツだ。上手いほうが押し込んで押し込んで、弱いほうが守って守って、ワンチャンものにして勝ってしまう。そういうゲームなのである。FMやっていなくても、レアルマドリーの試合とか見ていると、毎試合嫌と言うほど試合を支配して圧倒しているのに、一点がなかなか取れない。そんな試合が多い。それでもマドリーが勝ってしまうのは、圧倒的に強いからである。リーグ1つ上っていうほど相手より強いから毎回それでも勝ててしまうのである。今季はバルサに全敗してたけども。

森保監督はどうやらそこんとこわかっていない人だと思う。今回も、HTに動かなかったのは「こっちが有利だからいいか」という思想だからだ。実際は、そういう試合ほど負けるのである。よく思い出してみてほしい。前回W杯で勝利したときはHTにビハインドだったときだけだ。HTに同点というときはなにもせずに必ず負けている。これは、サッカーというものの本質を理解していない人の采配だ。

FMをプレイしていると、クラブがまだ弱いときほどジャイアントキリングを起こして、意外と勝ちを拾える。逆に強くなると、意外と点が取れなくなくて、なんでもない相手にポロポロ負けてしまう。戦術的にも、弱いときは守ってロングボール走れみたいな戦術でいいのだが、強いときはビルドアップに中盤のつなぎに最後の崩しにとか、いろいろと戦術を練り込んでいかないとなかなか勝てない。強くなればなるほど、より高度な戦術と連携と細かい相手の弱点狙いが必要になる。弱いときにはそんなこと考えても仕方ないからワンチャンに掛けるだけ。

長い間、これは自分だけに起きる不思議な現象だと私は思っていた。しかし、実はそうではないことが最近わかってきた。強いチームほど勝つのが難しい、これはサッカーというスポーツに共通の現象だということが、強いチームを長年観察することでわかってきた。そして、そこがスタート地点だということもわかってきた。

2026年のW杯で日本代表はなんでもない試合でポロッと負けて敗退するだろう。それはサッカーという競技の必然であるが、無能な監督のせいでもある。そして、その無能さが国民に広く理解されたときこそ、日本サッカーの真のスタート地点となるだろう。次の段階に行くには、監督の育成こそ重要であるということが理解されてこそ、真のスタート地点に立てるのである。

2024年11月22日金曜日

2024年アジア最終予選中国ホーム戦

 いやーすごい動画を見てしまった。これだ。


中国戦で前半日本がうまくいっていなかった理由と、三点目の理由がものすごくわかりやすく解説されている。

中国は4-4-2ダイヤモンドの中央密集陣形をしいてきていて、これを崩すにはサイドチェンジの繰り返ししかない。前半はこれができなくて、後半はこれができた。対して日本は3-5-2、あるいは5-3-2の陣形で、サイドの戻りが弱いのと、プレスかディレイかの選択場面で必ずプレスに行ってしまい失敗してしまう、こういう弱点があったということ。

4-4-2ダイヤモンドはサイドの守りに弱点があるが、スライドすることでそこをカバーできる。あるいはむしろ的確なスライドによってサイドを狩り場にできてしまう。そういう解説だった。今まで4-4-2ダイヤモンド陣形をうまく使えた試しがなかったのは、そういうことを理解していなかったからだったのかと、目からウロコが落ちた。いやーフォーメーションの利点をこれほど完璧に解説できる人がいるなんて、ほんとうに脱帽だ。

もう長い間放置しているが、もともとこのブログはフォーメーションをうまく使いこなすための忘備録としてはじめたものだった。今でもフォーメーションに関しては人より思い入れがある。そんな私には、こういう動画解説は大好物なのである。しかし、この試合わかる人にはこんなにフォーメーションが大活躍した試合だったのに、そこんとこ触れている人は皆無だったな。レオザ含めて。

で、思うに、中国側はこのフォーメーションの利点をちゃんと理解して、ピッチも狭くしてきているし、選手も対応できている。ものすごく高度な、というわけでもないかもしれないが、戦術的によく練られている。監督が相当優秀なのだと思う。対して日本は監督が優秀かどうかはわからないが、選手は間違いなく相当優秀だった。

このGOATというYoutubeチャンネルは4年前から活動していて、日本代表戦は必ずピックアップしている。これからも注目していきたい。

2024年4月20日土曜日

2024年はサッカー大会祭り

4年に一度のサッカー祭りの年がやってきた。

2024年はワールドカップ以外の全てのナショナルチームの大会があると言っていい。もう終わった男子アジアカップに始まり、いまはU23男子アジアカップをやっている。6/15からはユーロ2024、7/24からは男子五輪、7/25からは女子五輪、8/31からはU20女子ワールドカップ、10/21からはU17女子ワールドカップがある。

★ユーロ2024はこんな感じ。※はプレーオフ勝者

【グループA】

ドイツ、スコットランド、ハンガリー、スイス

【グループB】

スペイン、クロアチア、イタリア、アルバニア

【グループC】

スロベニア、デンマーク、セルビア、イングランド

【グループD】

ポーランド※、オランダ、オーストリア、フランス

【グループE】

ベルギー、スロバキア、ルーマニア、ウクライナ※

【グループF】

トルコ、ジョージア※、ポルトガル、チェコ


またイタリア優勝かな? 普通に考えればフランスが強いだろうけど、そこまでモチベあるかどうか。


★男子五輪は

フランス(開催国)

アメリカ合衆国(2022年CONCACAF U20選手権)

ドミニカ共和国(2022年CONCACAF U20選手権)

スペイン(2023年UEFA U21選手権)

イスラエル(2023年UEFA U21選手権)

ウクライナ (2023年UEFA U21選手権)

モロッコ(2023年U23アフリカネイションズカップ)

エジプト(2023年U23アフリカネイションズカップ)

マリ(2023年U23アフリカネイションズカップ)

ニュージーランド(2023年OFCオリンピック予選トーナメント)

パラグアイ(2024年CONMEBOLプレオリンピック・トーナメント)

アルゼンチン(2024年CONMEBOLプレオリンピック・トーナメント)

未定(AFC U-23 アジアカップ予選)

未定(AFC U-23 アジアカップ予選)

未定(AFC U-23 アジアカップ予選)

未定(AFC/CAF 国際プレイオフ)

となっている。いまやってるアジアカップ次第で日本の出場が決まる。今回は日本がいつもやられているメキシコがいないので、いいところまでいけるかもしれない。


★女子五輪は

フランス(開催国)

アメリカ合衆国(CONCACAF Wチャンピオンシップ)

カナダ(CONCACAFプレイオフ)

ブラジル(コパ・アメリカ・フェメニーナ)

コロンビア(コパ・アメリカ・フェメニーナ)

ニュージーランド(OFC女子オリンピック予選トーナメント)

スペイン(UEFA女子ネーションズリーグ)

日本(AFC女子オリンピック予選トーナメント)

オーストラリア(AFC女子オリンピック予選トーナメント)

ドイツ(UEFA女子ネーションズリーグ・プレイオフ)

未定(CAF女子オリンピック予選トーナメント)

未定(CAF女子オリンピック予選トーナメント)


うーん、女子は出てくるのほんと定番の国ばかり。


★U20女子ワールドカップ

参加国(24枠中20カ国が決定済み)

予選通過国:オーストリア、カメルーン、カナダ、コロンビア(開催国)、コスタリカ、フィジー、フランス、ドイツ、ガーナ、メキシコ、モロッコ、オランダ、ニュージーランド、ナイジェリア、スペイン、アメリカ、日本、オーストラリア、北朝鮮、韓国


日本はアジアカップで準優勝して出場を確定させた。


★U17女子ワールドカップ

参加国(7/16確定)

予選通過国:ドミニカ共和国(開催国)、ブラジル、メキシコ、ニュージーランド、アメリカ、コロンビア、エクアドル


日本の出場は、2024/5/6(月・祝)~2024/5/19(日)にかけて行われるU-17女子アジアカップ2024結果次第で決まる。


個人的にU20とU17女子は楽しみだ。相手も含めて出てくる女の子がかわいい。

2024年2月4日日曜日

長い間FMやってなかったときって、操作の仕方忘れるよね、交代の仕方とかさ

 今回は2024年A代表のアジアカップトーナメント日本対イラン戦の感想。

日本はグループステージでイラクにがつがつ来られて負けているので、イランは同じような戦い方をしてきた。前半は久保がうまくフリーになってボールを受けて攻撃できていたのが、後半にロストの多さを嫌われたのか交代させられて日本はボールを保持できなくなった。保持できなったボールは相手にわたり、板倉のところを集中的に攻められた。前半にイエローをもらっていた板倉はすべての対人戦で負けて、日本は相手に決定機を作られ続けた。1-1でむかえた試合終盤、ついに板倉がPKを与えて終戦。

この試合、すごかった。稀にみるひどい試合だった。確かに、アジアカップ直前の親善試合のベトナム戦から日本はひどかった。その後、ベトナムには勝ったけどやはりひどい試合で、イラクに負け、インドネシアとバーレーンには勝ったものの、こんなチームがそれでもアジアでは優勝するのだろうか、という内容だった。

何が問題かというと、所詮個人頼みの戦術。チームとして何も共有できていない。守田も試合後に「決め事がなさぎて自分で全部全部考えないといけなくて頭がパンクする」と言っていたそうだ。選手がこんなこと言うなんて、よっぽどだと思う。

この試合、森保監督は何もしなかった。FMを長い間やってなかったときに昔のセーブデータからはじめて、いきなりガチの試合やって、操作を忘れている感じ。そう、あるよね、交代の仕方忘れるとか。いや、ねーよ。どんなに長い間FM触ってなかっても、交代の仕方は忘れないし、調子が悪い選手を交代させる重要性は忘れない。たぶん痴呆になってほかのこと全部できなくなっても、FMで選手の交代だけはできると思う。そんくらいFMはプレイしたし、交代の重要性も知っている。

チームの調子が悪いとき、モチベが低いときってのは確かにある。今回のアジアカップのように。しかしそれを選手のせいにせずに、なんとか勝ちを拾いにいくのが監督の仕事だ。全部選手が悪いでは監督の意味がない。この試合では、まず選手の配置がおかしい。ロストの多い久保を中央で使うのは間違い。4-1-4-1も相手のフォメに対応してない。これならスリーバックか、普通に4-2-3-1でよい。あとは言うまでもないことだけど、交代も変。

これだけ相手に対して何も対策せず、決め打ちの交代だけして、無様に負ける。そんな試合をガチのトーナメントでやる。こんな失敗をすることを自分に許せるという時点で、今までよほどぬるい環境で生きてきたんだろうな、と思った。こんな試合をすれば、普通は選手からの信頼を一気に失う。今までそういう経験をしてこなかったんだろうなって。そうでなくても普通に恥だよね。人間として。

イラン戦でロングスローの町田浩樹が対応を誤り失点したということがあった。森保監督は一回失敗した選手への信用をなくすと、以降どんなことがあっても使わない主義である。というか、そもそもはじめから町田浩樹をそんなに信用していない。たとえば、今回呼んだ佐野はほとんど出番がなかった。普通なら、こういう選手たちこそ、本戦前の親善試合で使っておくべきだった。イラン戦の後半で役に立ったかもしれない浅野も、バーレーン戦で無様なミスをしたせいで使われなかった。

森保監督が唯一幸運なのは、AIの進化より前に生きていることだ。AIが進化すればこの程度の監督は淘汰されるだろう。その程度の采配だし、戦術に関しては0点だった。

遠藤とか久保とか、クラブでやってたほうがよっぽど経験値つめるだろう選手をわざわざ呼んでおいて、なんの戦術も授けずに試合に出して、なんの采配もせずに負けるくらいなら、初めから呼ばないでほしい。というか、さすがに選手も怒ってよい。まあ、日本人だから言うことはないだろうが、みんな本心では、こいつが監督なら以降呼ばれたくない、と思っているだろう。

2023年9月12日火曜日

2023年9月親善試合対ドイツ戦の感想

見ていない人はまずはダイジェストを見てほしい。特に日本のボール奪取の位置に特に注目してほしい。


日本の2点目は冨安のサイドチェンジを伴うフィードからだった。この試合、冨安はMVP級の活躍だった。もし冨安が日本の選手じゃなかったら「うわー世界にはこんなすごい選手がいるんだ。すごいなあ」とだけ思って、まさかそんなすごい選手が日本人としているなんてことは望みもしないだろう。それくらいすごいワールドクラスな選手。守備でも完璧だった。

3点目はリュディガーのイージーなパスの受け損ないから生まれた日本のゴール。この3点目はこの試合での日本の狙いがよく出た場面だと思う。ドイツは最終ラインのパス回しがちょっと下手だった。そこを日本は狙い撃ちにした。ドイツの両サイドの守備が悪いという意見もあるみたいだが、そこは日本の伊東に三笘がいるのだから、ある程度は仕方ない。しかし、CDFのところのパス回しがうまくいかずに、前線にボールが渡らないという問題のほうが深刻だと思う。これ、FMやってたらわかるけど、どの監督もほぼ最初に直面する問題なんだよな。いわば初歩の初歩。でもそれがドイツはできてない。これ、どうにもならんだろ。

この試合は、日本が今までと異次元に強い、それはそれで事実なんだろうが、そのことよりも、ドイツが今までと異次元に弱いということが目についた。じつは、1-4という点数は、選手の問題で負けたというよりかは、戦術の部分で弱点を狙い撃ちにされて負けるときの点数なのだ。ドイツと日本の選手にいくらなんでもそこまでの差はない。あっても二点くらい。三点差というのは戦術で負けたときの点数差なのだ。

まーしかし、バイエルンなんか戦術部分でもものすごくハイレベルで、国内リーグでもCLでもそこんとこを見せつけていたのに、今回のドイツにはそれが全然なかった。というか、試合前からドイツの選手はナーバスになってて自信なさそうだった。いかにもな負けオーラがにじみでていた。ちょっと信じられない。

日本は確かによくドイツ対策をしていた。というか、これだけ念入りな対策をW杯でもやっていれば、もっと楽に勝てただろうと思った。あの試合、後半は互角の展開でスタッツ的にも二点取れたのはすごいことだったが、逆に前半は一失点で済んだのが奇跡だった。前半でもし二点取られていたら勝てなかっただろう。

それにしても、日本はかなり強くなった。あとはイレギュラーな事態に対応できる能力と、準備していた攻撃がうまくいかなかったときのプランBが実行できるようになれば、W杯でベスト8は行けるようになるはずだ。正直、日本に足りないのはそこだけだと思う。「イレギュラーな事態」とはW杯でのドイツ戦の前半みたいに、相手が想定外の可変式システムとかをやってきて最終ラインで人数不足を作り出されたときみたいなときのこと。まあ、これには後半、監督が対応してなんとかなったわけだが、本当は選手がなんとかしてほしい。2つ目の「準備していた攻撃がうまくいなかったときのプランB」というは、W杯でのクロアチア戦みたいに、ロングボールがグバルディオルに全部止められるみたいなときに、別の攻撃方法に切り替えないといけないということだ。これは監督も選手も対応できなかった。

日本は強いのだから、あらかじめ準備したプランに固執しなくも、いろんな手で攻めれば大抵の相手には勝てる。そういう自信と余裕が必要かな。サイドの攻撃は強力だし、フィードはうまいしね。キーパーとの一対一は下手だけど。まあ、これはしょうがない。私もFIFAやってると一対一はまず入らない。逆に難しそうなシュートは入る。あるあるだね。

ところで、日本がW杯で優勝するのはたぶん難しい。簡単そうな一対一が入らないし、なんせフランスがいるからね。これを見てほしい。



5分52秒くらいの、アルゼンチンの2点目のシーン。これ、メッシが後ろむきでボールをもらったにも関わらず前にパスをしていて、これで一人はがして最後までフランスは後手後手になってゴール決められたところだ。メッシは確かに異常だが、それ以外のアルゼンチンの選手もみんな準メッシ級といっていいくらいうまい。

要するに、W杯で優勝するには、10人メッシくらいにうまい選手+メッシが必要なわけで、さすがに日本はそこまでではない。いまんとこ、準メッシ級の選手は、久保、三笘、堂安、鎌田、伊東、冨安、遠藤あたりがいるが、これを全員同時に並べられるわけではないし、そもそもメッシがいない。

というわけで、さすがに優勝は無理かもしれないが、日本代表の強さはまず間違いないところまで来た、ということが今回のドイツ戦でより明らかになった。逆にドイツはちょっとどうしようもないかもしれん。

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