今回は2024年A代表のアジアカップトーナメント日本対イラン戦の感想。
何が問題かというと、所詮個人頼みの戦術。チームとして何も共有できていない。守田も試合後に「決め事がなさぎて自分で全部全部考えないといけなくて頭がパンクする」と言っていたそうだ。選手がこんなこと言うなんて、よっぽどだと思う。
この試合、森保監督は何もしなかった。FMを長い間やってなかったときに昔のセーブデータからはじめて、いきなりガチの試合やって、操作を忘れている感じ。そう、あるよね、交代の仕方忘れるとか。いや、ねーよ。どんなに長い間FM触ってなかっても、交代の仕方は忘れないし、調子が悪い選手を交代させる重要性は忘れない。たぶん痴呆になってほかのこと全部できなくなっても、FMで選手の交代だけはできると思う。そんくらいFMはプレイしたし、交代の重要性も知っている。
チームの調子が悪いとき、モチベが低いときってのは確かにある。今回のアジアカップのように。しかしそれを選手のせいにせずに、なんとか勝ちを拾いにいくのが監督の仕事だ。全部選手が悪いでは監督の意味がない。この試合では、まず選手の配置がおかしい。ロストの多い久保を中央で使うのは間違い。4-1-4-1も相手のフォメに対応してない。これならスリーバックか、普通に4-2-3-1でよい。あとは言うまでもないことだけど、交代も変。
これだけ相手に対して何も対策せず、決め打ちの交代だけして、無様に負ける。そんな試合をガチのトーナメントでやる。こんな失敗をすることを自分に許せるという時点で、今までよほどぬるい環境で生きてきたんだろうな、と思った。こんな試合をすれば、普通は選手からの信頼を一気に失う。今までそういう経験をしてこなかったんだろうなって。そうでなくても普通に恥だよね。人間として。
イラン戦でロングスローの町田浩樹が対応を誤り失点したということがあった。森保監督は一回失敗した選手への信用をなくすと、以降どんなことがあっても使わない主義である。というか、そもそもはじめから町田浩樹をそんなに信用していない。たとえば、今回呼んだ佐野はほとんど出番がなかった。普通なら、こういう選手たちこそ、本戦前の親善試合で使っておくべきだった。イラン戦の後半で役に立ったかもしれない浅野も、バーレーン戦で無様なミスをしたせいで使われなかった。
森保監督が唯一幸運なのは、AIの進化より前に生きていることだ。AIが進化すればこの程度の監督は淘汰されるだろう。その程度の采配だし、戦術に関しては0点だった。
遠藤とか久保とか、クラブでやってたほうがよっぽど経験値つめるだろう選手をわざわざ呼んでおいて、なんの戦術も授けずに試合に出して、なんの采配もせずに負けるくらいなら、初めから呼ばないでほしい。というか、さすがに選手も怒ってよい。まあ、日本人だから言うことはないだろうが、みんな本心では、こいつが監督なら以降呼ばれたくない、と思っているだろう。